愛知中小企業家同友会 金融講演会 山口 義行氏
「すごい」 250名の会場が満員 目のギラギラした経営者でいっぱいでした。
先日、立教大学 経済学部 教授 山口義行氏の金融講演会に参加してきました。
国際情勢や金融情勢の変化を分かりやすく説明していただき、
中小企業がこれからどの様に行動に移すかを講演していただきました。
2011年を読む!
~日本経済の復興の鍵 中小企業の進むべき道~
心に残ったことを羅列します。
・マスコミの変化 中小企業を全部救ってほしい。1年半後 いつまで救っていくのか? 中小企業はきびしくなる。
・情報は発信している。文字を読み取る力をつけて欲しい。確かな情報を集める。
・アメリカ経済はなかなか良くならない。銀行2年で300社 つぶれる。 危ないのはあと690社ある。
・情報を読み取る経営者が伸びる。
・アメリカ経済の終わりが始まった。低迷は10年は続く。
・世界が低迷するわけではない。中国・インド・ブラジルなど世界が要望する。
(実例報告)・TKP 会議室のレンタル。駅前に多くある。ホームページに中国語を導入。中国企業 会議室の要望もある。
・中国 インターネット検索 百度(バイドゥ) インターネット 3位 まだ伸びる。経営者 お客が来て喜んでいる場合ではない。どこからの情報で来たのか考え行動が必要。
・フォックスコーン名前を出さないがコンピューター内部部品製造。従業員70万人 中国工場(ブカン)を作る。
・中国(ブカン)から物流がかわる。インフラが進む。ロシア・ヨーロッパ・インドに向けて。世界地図を塗り替える。国土交通省も記載している。
・トヨタ 東北に工場を建てる。寒さ 中国・シベリア鉄道を考え。太平洋側から日本海側へ。
・中国の港 日本に整備依頼。大企業(海の物流)考え動き始める。
・元気の良い経営者は情報が大事。睡眠平均4時間。
・日本のすごさはどこですか? 物造りではない→サービス業だ!
靴屋・ネイルサロン・美容師・旅館など お客様に対する精神が違う。中国人にまねできない。
物ではまねされるが仕事では質とメンテナンスと精神で充分、ニーズは取れる。
今、100万の給料を払っても欲しい人材 ネイルサロン 美容師など(日本では当たり前だが世界では驚かれる。)
(実例報告)・藤田氏 インドへ視察 海外は日本ブランドを欲しがっているのを実感。大手企業だけではない。
・技術のしっかりとした企業を海外は求めている。国内でも日本人だけの相手ではだめ。
「今年の景気」
5~6月頃 踊り場をぬける。 中小企業の設備投資が伸びている。 45%
人材は過剰から不足気味に変化してきている。
政府の動きで変わることもある。金融関係。
・中小企業の課題 前向きな自分主義 大競争時代の始まり
中国 電気自動車に補助金 75万円 市 補助金 75万 合計150万
なぜ? 電気自動車 500万台 量産
量産で安くなる→日本(海外)へ輸出を考えて→安い電気自動車(部品は日本製)
ガソリンの車を乗らなくなる。グローバル化を考えていない日本企業ピンチ。
・ブランド力をつけよう。(実例報告) 全日空掲載(1ページ 100万円) 家具屋 高くても要望はある。
・中小企業庁 会計基準化 今年中に整備 管理会計の必需 2/1(火) 松波氏 中日新聞 インタビュー
(実例報告)・ガレージハウス こだわりがある商品 マスコミに紹介されPR力ある。
(実例報告)・コンティングアイ 芝(古紙等)からバイオエタノール開発 燃料ではなくイオン電池として使う。
環境を大事にしているイメージ 本業も伸びる。 森ビル 地下に設置 企業協賛も多く依頼ある。
国より補助金使用依頼断る。 補助金企業 1L 500円 コンティングアイ 1L 48円
・中小企業 5%の新規事業を考えよう。 不況に強くなる。
※想いが混乱して記事が長くなって申し訳ありません。
このような勉強会を開いています。ご興味のある方は下記アドレスへ
2011年 2月 02日 | 愛知中小企業家同友会 and 諸団体活動