社員一人ひとりが主人公の企業づくり
第14回 女性経営者全国交流会 静岡県に行ってきました。
交流会の締めを飾る記念講演会では、吉村紙業(株) 代表取締役 橋本久美子氏の講演でした。
テーマは 社員一人ひとりが主人公の企業づくり ~信じて任せて、組織の成長を実現~
参加者は670名の参加者で多くの方がメモを取り、橋本氏の話に笑い声に包まれていました。
橋本氏はこの講演にも目的・目的をもって参加されておりました。
目的 参加者に必ず価値ある時間にする。 目標 参加者に「いただき」と思えるところを2回以上は作る。
心に残ったことを羅列させていただきます。
・リアルに目標設定しよう! この服を着るために・・・あと cm努力しよう
・その分野(お茶)に特化したところを作る。 多くの品ぞろえ・早い・小ロット作成・お客様のイメージを作るなど
・お客様を絞る(お茶) 大手に負けない。
・一貫した生産設備を作る。紙からアルミへ(保存が飛躍的に伸びる。) 生産地へ工場を作る
・ミラクル納期 大手印刷業界にはできない。
・社員思いの経営者
・社員が自ら動くためには、信じて任せて育てる。
・デザイナーを雇用する。数多くの種類のデザインを作成。価格を下げることができる。早い対応。
・流通ルートを確認する。(お茶屋さん→スーパーへ変化)特化の商品を買うようになった。
(どこに売っているの お茶屋さん 意味不明~ (若い子はお茶屋さんに行かない))
・異業種へ進出はダメ! 変化している場所に進出すると、大手に負けてしまう。
・お客様を変化想像して行こう。大手にはできない需要を作り出す努力が必要。
・消費者ニーズを分かっていますか? 消費者との座談会・お茶会を開き気づいた。
(おいしいお茶を入れることを教えて・・・難しい。 ペットボトルを温めば・・・?)
(おしゃれな台所に茶殻を出せるか!)
(お茶屋さん お茶を売っていない。試飲させ、「お茶の元 ???」を売りたいオーラがいっぱい。)
(ペットボトルお茶しか、お茶と考えていない。液体なら売れる!)
(ペットボトルを捨てる時に心が痛む) 携帯のボトル→業者へ連絡 即行動 行動する事で新しい出会いができる
・立ち位置が変わらないと分からない。 お茶業界の立場 → 消費者の立場
・ニーズを調査してすぐに行動→儲からないが需要が広がる。
・業者はやすい商品より、売れる商品が欲しい。
・意見と事実は違う。 「オヤジが考えた若い子にうけるよね!」(意見であり事実とは違うのでは・・・)
・営業会議 お茶の葉が売れない。みんな会議でペットボトルを飲んでいる。(^_^;)
・給茶スポット 280か所 条例で問題が起きる! 物販ではだめ! コンビニでアイデア(ラーメン)があった。
・補助金ニュービジネス 行動していたから声がかかる。
・携帯ボトル(他社)→紙コップ(自社)を作るようになった。 新しい事業。
・お茶のコンテスト 20種類のお茶から投票する。 高い商品が売れていく。
・一歩踏み出す。 行動することでわかる部分がある。次回に役に立つ! 苦労したことを楽することを考えるので
・T-1(ティー1)グランプリ 分からない所はお茶屋さんに聞きましょう。 こども対象に次世代にニーズを続ける。
・明日の飯担当 将来を考えて行動しよう
・人を生かす。自分にない物を得意な人がいる。そこをうまく使おう。
・コンプレックスを書き出そう→逆に考えて行動しよう! 茶業界分かっていない。⇔茶業界に染まっていない。
・柔らか頭プロジェクト(YAP) 楽しそうに取り組んでいる。 任せる楽しさを知る。
・関所誕生 チェック機能 言い訳を聞く→責任が生まれ頑張れるようになる。
・社員が病気になる。退社希望 オープンにして助け合いのできる会社にしたい。
・ワークライフバランス 子育ての為退職される。続けられる会社にしたい。
・ES調査(社員満足度調査) 食い違いがあった。 自分では解決できない問題定義して人に解決してもらう。
・オレンジの紛争 両方がWinWinになく関係。 オレンジのケーキ 種をまく 売りに行く いろんな解決方法がある。
・ES調査 社長の通知表である。毎年継続することで意味がある。
・経営者の役割は社員の夢と希望を与える。
・目標ビンゴ(部署の目標を設定) 各部署の協力を得る。 情報交換で協力体制が強化される。
・社員を信じて任せる。仕組み作りも大切。
・振り返りが大切!
長くなりましたが、気になったことを箇条書きにさせていただきました。
とても、いい講演会でした。ありがとうございました。
吉村紙業(株) 代表取締役 橋本久美子氏
http://www.yoshimura-pack.co.jp/
2011年 6月 15日 | 愛知中小企業家同友会 and 諸団体活動